ここを間違うと失敗する!ダイエットの目的は痩せることではありません!

突然ですが、あなたは「ダイエット=痩せること」と考えていませんか?

「何いってんの!ダイエットは痩せることに決まってるでしょ!」

という言葉が返ってきそうですが、あえて言わせてもらうと、だから減量に失敗したり、リバウンドしたりするのです。

ではどう考えればよいのかというと、ダイエットは食生活や運動などの生活習慣を変えることと考えるべきです。体重が減ったり筋肉が付くというのは生活習慣を変えた結果であってそれ自体は目的ではありません。

少し逆説的ですが、生活習慣を変える努力をすれば、体型を変えるという目標は努力しなくても達成できるようになります。だからリバウンドもないわけです。

この記事ではそこをもう少し深掘りしていきます。今までダイエットに失敗した人や、そろそろダイエットをしないとヤバイと思っている方にぜひ読んで欲しい内容です。

あなたの体型はあなたの生活習慣を表す

少し厳しい言い方ですが、体型は生活習慣をダイレクトに表します。

もちろん遺伝的な要因がある程度関係することは間違いありません。加齢に伴って太りやすくなることも事実です。しかし、一方で適度な食事と運動を心掛けていれば、ほとんどの人は標準的な体型を維持できます。

難しいのはどれぐらいが適度かということです。習慣は本人にとっては当たり前のことなので、その善し悪しをなかなか客観的に判断することができません。

実際、カウンセリングの時に生活習慣という話を出すと

「食事には気を遣ってます!」

という人がたまにいらっしゃいますが、よく話を聞いてみると食事の量も質も「それは太りそうですね」ということがよくあります。それに加えて運動も全くやっていない、日常での活動量がとても少ないということも非常に多いです。

なにはともあれ、体型に不満があり何とかしたい方は、まずは自分の胸に手を当てて日頃の生活習慣を自覚することからはじめる必要があります。

ただ、ここで勘違いして欲しくないのは、太る生活習慣になってしまったのは、必ずしも本人の意志が弱いとか怠惰な性格だからというわけではないということです。

ここはいくら強調してもしたりない部分ですが、現代の私たちを取り巻く環境は、それ自体が太る生活習慣を助長するようになっています。

その点についてはまた別の記事で詳しく書きたいと思いますが、単純に自己責任とは言えません。自分のことをあまり責めすぎないことも大切です。

終わる目標も終わらない目標もキツイ

今までの話を通して

「生活習慣が悪いというのは分かった。でも体重を目標にして頑張ることの何が悪いの?結果的に生活習慣もかわるんじゃない?」

という疑問を持った方もいらっしゃるかもしれません。でも、旅行に行くときに目的地が違っていたら困りますよね。それと同じで何を目標にするかはとても重要な問題です。

ダイエットの目標を「体重」に設定してしまうことがNGな最大の理由は、「目標を達成したらそこで終わってしまう」ことです。

生活習慣を変えるという概念がないまま体重という数字だけを追って頑張ると、目標を達成したら一気にモチベーションがなくなり、押さえ込んでいた欲望が吹き出してきます。

「キツイ運動からやっと開放される!」
「好きな物が食べられる!」

こういった感情を再びコントロールするには「ダイエットするぞ!」と決意した時と同じぐらいのモチベーションが必要となります。それだけのメンタルの強さをもっている人はそう多くありません。そうなると再び元の生活習慣(あるいはもっと悪い習慣)に戻っていき、最終的にリバウンドという結果になります。

もちろん、メンタルの強さがあり目標をうまく切り替えることができる人もいます。その場合、体重をキープするという新たな目標を設定するわけで、当面のリバウンドは避けることができます。

問題は体重をキープするという目標は終わりがないということです。例えばゴールがないマラソンがあったとして、あなたはそれに参加したいですか?

死ぬまで走り続けたいというぐらいランニング好きな人もいるかもしれませんが、多くの人はそうではないですよね。日々の生活に流されて徐々に体重をキープするというモチベーションは下がっていきます。そして1〜2年ぐらい経つと結局元に戻ってしまった…ということに。

このように、最終的に人間のモチベーションに頼る目標設定は短期的には

  • 目標が明確で努力しやすい
  • 結果がわかりやすいので頑張れる

といったメリットはありますが、目標を達成した後や終わりのない目標の場合、どうしても無理が出てきます。長期間持続させたいことには向きません。

ではどうすればよいのか?その答えが習慣化です。

習慣化の力

Wikipediaでは習慣は次のように説明されています。

・日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。
・(心理学用語)反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる、固定した行動のこと

Wikipedia

ここでは少ない心的努力で繰り返せるという点に注目してください。

例えば、大人になって歯磨きをやることに対して、強いモチベーションが必要な人は少ないと思います。小さい頃からやっていて、磨かないと気持ち悪いと感じる人も多いのではないでしょうか?

この歯磨きのように、太りにくい生活習慣(食材の選び方、食べ方、適度な運動など)を身につけることができれば、少ない努力で体型を維持できるようになります。

さらに完全に習慣に落とし込むことができれば、努力どころか「やらないと気持ち悪い」という感覚になってきます。そうなるとモチベーションの影響を限り無く0に近づけることできますね。

これが、生活習慣を変えることを目標にするべき最大の理由です。目標を達成したら次の目標を設定する必要もなく、少ない労力で維持するだけで済むのです。

ダイエットの目標は生活習慣を変えること

これこそ究極のリバウンド対策といえるでしょう。納得していただけたでしょうか?

とはいえ、「じゃぁ、どうやって習慣化するんだよ!」とか、「太らない生活習慣てどういうもの?」という疑問は出てくると思います。

そのあたりは今後の記事で説明していきたいと思います。

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